
面長とは?
ここの前提知識、結構大事です
アジア人の骨格は横が膨らみやすく
トップに高さがない。
なので、横のふくらみをとりたいというオーダーがとても多い。
美容師を7年近くやっていてこれは本当に思います。


↑日本人に多い骨格
しかし今回スポットを当てるのは 縦に長く横のボリュームが乏しい面長さん 。
一見顔がすっきり痩せて見えてスリムに見える!などよく見えそうですがこれはこれでやはり悩み。
やはりバランスが何事も大事ですよね。


面長 丸顔
比較するとわかりやすい。
そして何を隠そう実は僕も面長な骨格。だからこのコンプレックスが何よりわかってしまう。
何より辛いのが日本人に多い形ではないので
美容師さんに、友達にこの悩みはわかってもらえないこと
大丈夫。僕は同じ仲間です。だからわかりますよ。
横がすぐ膨らんじゃうは「あるある」的な感じで理解してもらいやすい。
友達同士で髪の話しになったら出てきやすいワードです。
だからこそ美容師さんもどう対策したらいいか慣れてる。
面長はわかってもらいづらい悩みである
まずはこの前提を理解することが第一歩。
面長対策 髪型編
しかし悲観的になる必要はありません。
しっかり理解したうえで対策をとれば解決します。
簡単です。
横のボリュームを残してもらってください
「いやシンプルー!そんなのわかってるわ、たこすけ!」
と思われた方、ちょっとお待ちください。
わかっててもやってないから悩んでるんですよね?
トップの毛、もしくはトップから一番下の毛につながる
横のボリュームをつかさどる部分(細かい部分は髪型にもよります)
最近のトレンドのセンターパートやさらさら系マッシュ
なんかはとてもいいと思います
わかりやすく言えば韓国っぽくすれば解決されやすい。
ここが残っていれば縦に見えすぎず黄金バランスに見えます。
参考スタイル載せておきます。
どちらも上の毛が長いので横の厚みが出ます
横の厚みが出るということは縦長感が消えるということ。
そして上が長いと毛が立ちづらい。一見デメリットのように見えて面長さんにとって毛が立たないことはいいことです。


面長対策 セット編
とはいえ今髪短けえから出来ねえよ!
もっと即効性のあるやつくれ!
という方。ちゃんとありますよ。
まず前髪を下ろしている方。
分け目は作らない前髪にしましょう。
分け目があるとおでこが見え縦長に見えてしまいます。

分けたい場合は前髪やサイドの毛を外ハネにするなどしてほかで補正しましょう。
次にセンターパートなど、おでこを出したい方。
前髪をハネさせましょう。耳にかかる毛もハネさせてもいいですね。
外ハネヘアです。

まあ結局やることは一緒です
前から見た時の横のボリュームを出すことです。
直毛の方の場合、パーマをかける、もしくはアイロンを使うなどして
横の動きが出る髪の毛を作る
細めの髪質のかたは硬めでなじませやすいワックスを使うだけでも
動きは出ると思います。
よくある失敗 トップは立たせない?!
ツンツン系の束感ヘアやベリーショートなどの髪型は失敗しやすいです
もちろんサイドのボリュームを残しながら軽くすることもできるので
不可能ではないですが
美容師がメンズカットの基本で教えてもらえるカットは
サイドのボリュームをしっかり取るように教わります。
そりゃ横のふくらみに悩む人が多いんだから当然ですよね。
ノーセットの時でも決まるを目指すなら長めに残すのをおすすめします。
メンズカット=軽くする という概念は割と今でも残っているので、
今っぽいマッシュヘアなどをやっている
サロンの方が成功はしやすいと思います。
まとめ
- 髪はトップ長め、あまり立たせなくして横のボリュームを残す。
- 前髪は分けるより全部下す
- セットは高さより外ハネなど横に動きを多めにする
仕組みさえわかってしまえば結構解決は簡単です。
ボリュームがないところ果たせばいい
「少なくなったら、足すだけやから」の精神です。
余談ですが眉毛を横長に描くというのも面長解消になります。
ぜひトライしてみてください。
自分のコンプレックスって諦めちゃう方が多いんですよね。
もちろん最初っから黄金比率の顔と頭の人も世の中にはいます。
その人には勝てないかもしれません。
でもそんな人本当にごくわずか。
変に人と比べず今の自分を受け入れ、どうしていくかがとても大事だと思います。
・前髪を分けない ・前髪、サイドをはねさせる
ぜひやってみてください!
コメント