ハンカチ王子、斎藤佑樹の引退に一番心を動かされた

雑記

ずっとニュースやファームの試合で見るたびがんばれと応援していたのですが常に佑ちゃんが引退。

斎藤佑樹の世代は超黄金世代。まーくん、坂本、柳田、マエケン、秋山、大野、梶谷、宮崎

あげだしたらキリがないくらいにとにかくすごい世代。その中でひときわ甲子園で目立った斎藤がプロに入ってから活躍できなかったのでよく比較されて叩かれているのだが、

ずっと応援していた。なんだろう苦労人の方が応援しちゃうんよね。

ヒロアカを見ていても、爆豪や、轟よりデクを好きになるし、東京リベンジャーズを見ても竹道を応援したくなる。

憧れるのは、爆豪やマイキーなんだけどね。

憧れと応援するのってまた微妙に違う。

話は戻って、

祐ちゃんの引退セレモニー本当にすごかった。見てて泣いてしまった。

プロに入って一年目は一軍で活躍。順風満帆に見えたけどその後のケガに悩まされ、球速の低下などからいいピッチングができず結果を残せずいた。S-PARKの取材では

もうシャンプーの時に腕を上げるときすら痛いらしい。我々でいうならワクチン接種後のあの感じがずっとあるってことだよね?

いやーそんな状態でもあきらめず戦ってたのかと思うと本当にかっこいいなと思う。

人によってはプロで全然だめだったから、失敗したい人みたいに思うかもしれませんが

もう少し引いた目で見たら甲子園優勝、早稲田実業-早稲田大学卒、

推定年俸はプロに多間は大体4ケタ、知名度では現役選手の中でもトップ3くらいには入る・・・

いやゴリゴリのスターで勝ち組じゃねえか!!!!

こんなすごい人を馬鹿にできる人はよほど実績のある人なのだろう。

努力してる人をバカにしないことの難しさ

昔が凄すぎたが故に落ちたことで嘲笑う人が出てきてしまう。だからある意味

すごい人という証明にもなる。ニートがホームレスになっても別にたたかれないしね。

ぼくもこんなにきれいなことを言ってるが正直プロでいまいちだった最初の方は「あれ?あいつどうしちゃったの?」思ってた面はある。

ドラマや映画でよく「頑張る人を笑うな!」みたいなシーンが出てくるとその時は

「うんうんその通り。こういう馬鹿にする人にはなりたくないよね」と思ってるのにこうやっていざ

ニュースで目の前にすると馬鹿にしたりしてしまう。自分より格上の人間が落ちることで安心したり

面白くなるのだろう。こうやって言葉にすると最低だが、有名人を叩く人はこんな気持ちなんじゃいかな。

そして矛盾しているようにも聞こえるかもしれないけど意外とそんな人間臭い人も嫌いじゃない。

でもそれ以上に頑張ってる人が好きだ。逆境の中でもあきらめない姿勢がシンプルにかっこいい。

孫氏の兵法

当然だが孫氏の兵法はご存知でしょうか?2千年前くらいに書かれた戦争の勝ち方の本ですが、今でも孫正義などがバイブルにしている名著。

その孫氏の兵法に基本原則に不利な戦いは絶対に挑むな。勝てるまでに準備、調査をしっかりして

勝てると思った時にだけ挑め。

というようなことが書かれている。

その理論から行くと無謀な挑戦や困難な道を歩むのは間違っているのかもしれない。

勝利だけを考えるなら。

DJ社長もそう。お金に余裕があるわけでもないのに

コストが爆裂にかかってリスクも大きい海外進出の仕方をしたり

安定して勝っていくなら違うかもしれない。

でもだからこそめちゃくちゃ心動かされる。

DaiGoやひろゆきのようにリスクを減らし賢く論理的に生きていく人も好きだが、

理性ではなく感情のままに立ち向かうそんな姿勢の人は理屈抜きにかっこいい。

少し話は違うかもしれないが、そうやって世間の目や自分のケガ、プロの厳しさ

そんなところから逃げずに10年近く戦ってきた斎藤佑樹が僕はとてもかっこいいと思えた。

これからどんな形で仕事をしていくのかがとても楽しみだ。

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