ツーブロックスタイルはのもはやド定番。
おしゃれな人がやるものという感じでもなくなりました。
じゃあその中でもどんなツーブロックのヘアスタイルが流行っているの?
顧客の男性のお客さまの9割がツーブロックのヘアスタイルを占めている美容師の僕がお伝えさせていただきます。
結論、ポイントは1点のみ。
ほどよく中性的な雰囲気。ここのみです。
では具体的にどんな感じなのか
ここから詳しく話していきましょう。
①横の刈り上げはあまり見せない

中性的な雰囲気にもっていくには男らしさをうまく消すことが大事です。
横の刈り上げが見えると結構男らしさ出ますよね?
代表例としては不動産の営業マンのジェル×ツーブロックのあの感じです。
もちろん男らしくかっこいいのですが今っぽい雰囲気にしたいのであれば
上記の画像のように上の毛が被さり、男らしさを少し消すのが大事です。

あくまで男らしさにより過ぎないということで女性化するわけでありません
②トップを長めに残す
インスタグラムで#メンズカットなどと検索して出てくるほとんどのスタイルが
トップが長めです。
トップとはつむじ周りの毛のことです。
ここが短いとツンツンとした髪になるのでちょっと古い感じの男っぽくなります。
さらっと流すにしても、動かすにしても、長めの髪を動かすと
中性的な雰囲気に近づきます。トップの長さを残すと横に丸い厚みができるので
女性のヘアスタイルの雰囲気に近づきます。
美容師に伝えるときは「トップを長めに~」と細かい部分のニュアンスを伝えるよりかは
「ワックスで束感などを出すよりか、さらっと流す雰囲気にしたいんですよね~」
と伝えましょう。
細かい部分を指定するよりも、お客様と美容師で全体像を共有する方がはるかに大切です。
「韓国っぽい」なんかもかなり使えるキーワードですね。



本当に切っていて思いますが
女性のヘアスタイルの作り方にかなり寄ってきてますね。
③襟足を刈り上げる
従来、後ろも刈り上げると「たらちゃんになってしまうじゃないか」と
後ろも刈り上げるスタイルが敬遠され風潮がありました。
しかし現在ではあまり後ろも刈り上げることに抵抗を覚える人もかなり少なくなりました。
先ほど紹介したようにトップ(上の毛)が重いと女性的な雰囲気になるので、いいのですが
僕らはあくまで男。女性になりたいわけではありません。
そこで襟足も刈り上げて男らしさを入れて中和する。
そんなバランスが今っぽい。ここが一番大事ですね。
中性的とは男女どちらも出来るような髪型のこと。
ツーブロックにしたいときは思い切って後ろも刈り上げてしまうのがおすすめです。


よくあるNG例
今お伝えさせていただいた、トップは長めに、刈り上げは横はあまり見せない
など女性のスタイルのような雰囲気を入れると今っぽいのはわかったかと思いますが
逆をやってしまうとNGということです。
ウルフスタイルなんかは真逆ですよね。
上の毛を短く、襟足は残す。こういうスタイルはトレンドの髪に飽きて人と被りたくない
菅田将暉のような人がやるヘアです。おしゃれ好きな人は構いませんが
周りからの印象を良くしたいという方はトレンドに合わせるのが無難です。
※余談ですが今っぽいウルフスタイルは #マッシュウルフと言って横の丸みを少し残しながら
ウルフにしています。やはり度のヘアスタイルもどこかで女性っぽさを入れて中和するんですよね~
まとめ
・今っぽい髪には女性的な要素を取り入れ中性的にする
・上の毛を長めにする
・サイドの刈り上げをあまり見せない
・その中で襟足はがっつり刈り上げるなど男っぽさも少し取り入れる

お伝えさせていただいた、スタイルはほんの一例ですので
どこで中和してバランスを整えるかを軸に考えれば
トレンドの大枠から外れることはないですよ。
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