6月23日に肩のSLAP損傷の診断をされた村松選手が2軍で14日に2軍本隊に合流。15日に実践復帰との予定です。7月末との情報だったのでかなり思ったよりも回復のペース早くいっているようです。
村松ケガのながれおさらい
6月23日 広島戦でケガ(損傷レベルは低度なので一か月での復帰を目指す)→7月?日 ノックなど実践向けの軽いリハビリ→7月13日 シート打撃 →7月15日 2軍出場(おそらく)
予定よりも1~2週間早い3週間での復帰。おそらく現一軍のショートの選手の状態が良くないことも大いに関係しているでしょう
現状一軍ショート
現在のドラゴンズ(7/14現在)のショートは山本泰寛、C.ロドリゲス、龍空。成績は…
選手 | 試合 | 打撃 | OPS. | 失策 |
C.ロドリゲス | 19 | .120(50-6) | .257 | 3 |
龍空 | 6 | .059(17-1) | .176 | 0 |
山本泰寛 | 53 | .220(109-24) | .552 | 5 |
龍空選手に関して6試合しか出ておらず参考程度の数字にはなってしまいますが、残念ながら高い数字を残している選手はいません。
ざっくり評価をまとめるなら・・・
伸びしろ期待度 | 打撃 | 守備 | |
C.ロドリゲス(22) | A+ | E | B |
龍空(21) | A | D | A+ |
山本泰寛(31) | C | C | A |
こんな感じでしょうか。総合力で考えると山本泰寛選手一択なのですが、今年31歳になる歳なのでこれから何年もレギュラーを張ってもらうのは現実考えづらいです。(もちろんがんばってもらいたい)首脳陣はロドリゲスと龍空の10歳近く若い二人の伸びしろに期待しているでしょう。
そしてオープン戦15試合打率.145(34‐5)の成績の中で急遽支配下登録されたC.ロドリゲス選手は監督の期待をかなり買われているのは間違いないでしょう。おそらく日本人ショートには真似のできない方の圧倒的な強さ。
その潜在能力に未来のレギュラーとして期待されていたことでしょう。しかしながら打撃が課題なのは変わらず苦しんでおります。守備もポテンシャルは感じますが龍空選手ほどの安定感は感じません。(逆に龍空選手が上手すぎるのもある)
村松開人
先ほどの表に村松選手を加えるなら・・・
| 伸びしろ優先度 | 打撃 | 守備 |
C.ロドリゲス(22) | A+ | E | B |
龍空(21) | A | D | A+ |
山本泰寛(31) | C | C | A |
村松開人(23) | A | B | A- |
といった感じになるのでは。村松選手は60試合出場で2失策と守備の向上はかなり首脳陣も評価しておりなんと言っても村松選手は打撃。打率.259(197‐51)OPS.605 は 守備重視のポジションの中でかなり優れた数字と言えるでしょう。
要するに村松が早く帰ってくれば、ドラゴンズ打線は強くなるよ!ということですね。
早めの復帰は大丈夫なのか?
予定より早めの復帰となった村松選手ですが、怪我明けファームで.175(40-7)のまま昇格し、今だ200打席を超えてきても打率が2割を切っている岡林選手。同じくケガから復帰後ファームでの1試合だけ投げ一軍で登板し敗戦投手となってしまった橋本投手。
逆に投球フォームの調整をしっかりして1軍に復帰した高橋宏斗投手はここまでチームトップの6勝で防御率0.58。もちろん宏斗投手の場合ポテンシャルの高さが異常なので簡単に比べるものではないですが、しっかり2軍での調整を終えてきてからでもいいのでは?と思ってしまいます。
ドラゴンズの7月の月間打撃成績は.262 OPS.669 は打率は巨人次ぐ2位、OPSもDeNAの.671に次ぐ3位と比較的好調です。(7/14現在)とにかく長い目で見ての活躍をできる形を期待したいですね。
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