7月後半からメヒア投手、梅野投手、駿太選手が1軍登録されています。この流れの中で8月7日に中田翔選手も登録されています。しかし中田選手は8/15引退公表されました。一見何でもない公示に見えますが、来季に向けた戦力整備とも取れるのではないでしょうか。
みな実績のある選手
中田翔選手はもちろん梅野投手もみな1軍出場は十分にある選手です。梅野、メヒア、駿太は20代前半の選手ではないので実績の求められる選手です。
ファーム成績
駿太(32) .283(92-26)0本 10打点 OPS. 751
梅野(26) 27試合 防御率2.36 0勝1敗9S 投球回26.2回
メヒア(28) 14試合 防御率2.42 6勝5敗 投球回78回 ※8/18現在
ファームでの成績はみな優秀ですが、一軍じゃないともったいないというレベルで無いというのが正直なところ。よって調子の良さを買っての昇格とは考えづらいでしょう。
ではなぜ昇格なのか?
一軍で使えるか否か
単刀直入に言えば来季も使える一軍戦力なのか否か。そこをふるいにかけたい選手たちなのです。メヒア投手は年俸一億。今後も戦力にならないようであればその1億で他の外国人投手を獲得した方がドラゴンズが強くなるのではないか。
駿太選手が外野の守備が素晴らしいことはわかっている。しかしある程度バッティングも期待できないのであれば年齢的にも成長は見込みづらいため、尾田選手、濱選手ら若手に託せるのでは?あるいは新しいドラフト選手を獲得した方が強くなるのではないか?
梅野投手も球速は出ていますが今シーズン一軍では失点が多く安定しないため、他の投手を取った方が良いのでは?と奮いにかけらている可能性が高いです。また現役ドラフト選手は外からの選手という事もあり戦力外になりやすい立ち位置でもあります。
とはいえテストだけではない
こんな記事を書きましたが防御率2点台投手にOPS. 751 の守備も出来る外野の選手。普通に戦力として必要だと思われているのも真実。近い日に入れ替えになっている川越選手、祖父江投手らと比較されながら見極めが始まっているのは間違いないでしょう。試合に影響の出づらい敗戦処理、守備固めの控えなどの位置から見極めをされています。
みなプロの素晴らしい選手
以上に上げた選手は素晴らしい選手たちです。一軍で使えば成績を残す選手たちです。しかし実績の求められる年齢でそこそこの成績ではなかなか生き残れないのがこのプロの世界。新人が入って活躍して湧くのが僕らファンですが、その裏では生き残れるように必死に戦っている選手たちもいます。
どの選手もくらいつきながら頑張って欲しいですね。
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