8/3広島戦1-2のスコアでカード負け越しとなってしまったドラゴンズ。松葉投手は7回2失点と踏ん張りを魅せましたが打線の援護なく8敗目となりました。これで松葉投手の成績は7勝8敗。勝ち頭として躍動していた松葉投手が負け越しとなってしまいました。
松葉 貴大(中日ドラゴンズ)|2025年 成績(2025年8月4日時点)
登板 | 勝‑敗 | 防御率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 |
---|---|---|---|---|---|
18 | 7‑8 | 2.21 | 118.0 | 29 | 47 |
とは言え防御率2.21の投球回数118イニングは高橋宏斗の119に次ぐチーム2位。開幕前の期待度をはるかに超えた活躍と言っていいでしょう。
代わりの先発は?
松葉投手も今年で35歳になるベテラン投手。前半これだけ頑張ってくれたので後半戦は若い投手の活躍が見たいですよね。ファームの先発陣の成績を見てみましょう。
投手 | 登板 | 勝敗 | 防御率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 |
---|---|---|---|---|---|---|
草加 勝 | 7 | 0‑0 | 1.69 | 21.1 | 5 | 15 |
仲地 礼亜 | 11 | 7‑4 | 2.17 | 66.1 | 20 | 44 |
松木平 優太 | 11 | 4‑3 | 3.52 | 69.0 | 15 | 44 |
三浦 瑞樹 | 9 | 3‑0 | 2.95 | 42.2 | 11 | 24 |
涌井 秀章 | 4 | 2‑0 | 0.78 | 23.0 | 4 | 13 |
吉田 聖弥 | 13 | 3‑4 | 4.30 | 60.2 | 17 | 42 |
この中で候補として可能性が高いのは涌井投手、仲地投手。涌井さんは若手ではありませんは一番安定感はやはりありますね。(笑)

仲地投手は直近ファームで7回無失点の好投をしたので1度チャンスがもらえるかもしれません。とは言えウエスタンリーグ最下位のできたばかりのチームくふうハヤテ戦での勝利なので首脳陣は冷静に見ている可能性も高いでしょう。防御率2.17は素晴らしい数字ですが、66イニングに対して44奪三振の三振の少なさが気になります。松葉投手のような例外もありますが、奪三振能力が無いと2軍では打ち取っていたストレートが痛打されてしまう可能性が高いです。
松木平優太

8月1日のくふうハヤテ戦で4回途中何らかのアクシデントで途中降板しており、これも昇格の可能性は低いです。7月25日のソフトバンク戦では7回1/3を3失点とまずまずですが、確実に昇格させようと思うには材料が少ないといった印象。
吉田 聖弥
ドラフト2位投手吉田 聖弥は今先発時の球速などの出力が落ちるため、中継ぎ登板を試み、その後7月末には先発をし6回途中1失点7奪三振のピッチング。
おそらく指名された当初のポテンシャルでは1軍ではまだ物足りない→球速など上げよう→短いイニングならできる→じゃあそれで6回~7回持つようにしてみよう という段階の途中の可能性が高いです。ここは慌てずまだファームでの経験を踏ませる段階ではないかなと。
草加 勝
こちらは数字は素晴らしいですがトミージョン手術明けで、ゆっくりと球数を増やしている段階。もう2~3回ファームで100球目安に投げれると1軍が見えてくるので9月ごろには見えてくるかもしれません。
結局上がるのは?
明日の8月5日~13日までは9連戦となり月曜日に野球があるため、先発を一人補充することは確定です。ここから誰が上がるかは・・・おそらく涌井投手でしょう。やはり安定感で涌井投手を超える若手はまだ出てきていないのが現状。
先週7月31日木曜日にファームで涌井投手は先発しているので8月7日のバンテリン阪神戦に持ってくるのではないでしょうか。ローテををずらしたくないのであれば、普段休みの月曜日8/11に持っていくのがシンプルで分かりやすいですが、東京ドームでの試合です。ホームランも出やすい球場なので金丸投手をここに持ってくるのではと予想します。
なので8/7バンテリン涌井投手、8/11東京ドーム金丸投手と予想されます。 金丸投手はいまだ0勝なのでバンテリンで投げやすい環境でまず1勝という考えもありますね。
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