2023年ドラフト2位津田啓史選手について

ドラゴンズ考察

ドラフト2位で2023年中日ドラゴンズが交渉権を獲得した津田選手。「また俊足巧打系の二遊間かよ」くらいに思っていませんか?津田選手は実はかなり体重を増やし大型内野手になれる素質を秘めています。どんな選手か詳しく解説させていただきます。

プロフィール

名前:津田 啓史(つだ けいし)
生年月日:2002年11月23日(20歳)※大学なら3年生の年齢
出身:熊本県熊本市
身長:181cm
体重:88kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ショート
経歴:横浜高校→三菱重工East

どんなタイプの選手?

中学時代に110メートルハードルで優勝の経験を持ち、50メートル5秒9の俊足。

俊足巧打の1,2番かと思いきや、体格ががっちりしていて右足に軸をしっかり残しながら逆方向に返すバッティングを見ていると長打もこれから打てるような期待も持てますね。 小さくまとまらず大型内野手になる可能性も秘めています。

体重増加

社会人チーム三菱重工Eastのホームページによると80キロと記載されているのですがドラゴンズオフィシャルのドラフト指名選手紹介によると88キロとなっています。おそらく社会人野球になってから意識的なのか増量したのでしょう。体の大きさがすべてではないにせよ、大きい方が大きい打撃を期待できます。

現在のドラゴンズ二遊間体格比較

選手体格
村松 開人171cm 80kg
龍空180cm 77kg
石垣 雅海181cm 88kg
福永 裕基180cm85kg
津田 啓史181cm 88kg

やはり一発も期待できる選手は85キロ近くありますね。ここだけ見ても村松選手や龍空選手とまた違うタイプなのが見えてきます。石垣選手と全く一緒の数字なのも面白い。

獲得理由

ショートが少ない現状のドラゴンズで立浪さんは「頑丈で守れるショートはいないか?」とスカウト陣に尋ね、その結果津田選手の名前が挙がったそう。確かにこれだけがっちりした体形で高卒で社会人からショートを守れているなら十分な素質ですよね。

スカウト陣が頑丈だと思った理由の一つに体重、体格も大きく関わっているでしょう。部活をやっていた経験がある方はわかると思いますが、やはり線が細い人はケガしやすい。野球選手でもケガしないために太くする人は多いのでここも体格が評価されたとのかと予測できます。

社会人(三菱)時代の成績

2023年社会人野球の大会、最近10試合で打率.257(35-9) 1本 7打点 とまずまずの成績ですが9安打のうち長打が5本とやはり大物感があります。ポジションは横浜高校時代はショート。社会人に入ってからは1年目、2年目はサードなどもやっていましたが2023はショートのみ。

なのでサブポジションはサードですね。セカンドはやっていないです。

阪神も上位にリストアップしていた

Yahoo!ニュース
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実は阪神もこの津田選手を上位で狙っていました。なので獲得するならドラゴンズはこの順位しかなかった。数字的には見えづらいので2位で取ったことに賛否が沸いていますが、ドラゴンズだけでなく、かなりプロの評価は高い選手ということです。 

度会と同期で同じ高校

実は横浜高校時代、一位で外した度会選手と二遊間を組んでいたんです。不思議な縁ですよね~おそらく二人とも早くプロ入りを望んだからこそ大学でなく高校から社会人野球にそのままいったので、同じ年に球団は違えど1位2位でプロ入りで来たのはとても嬉しいでしょうね。

おそらくお互いにドラフト後、連絡もすぐ取ったでしょうし、度会選手もベイスターズで同じセ・リーグなのでこの二人が一軍で塁上などで交わるシーンは野球ファンとして注目ですね

まとめ

津田選手は身体能力の高い俊足の強肩のショート。サブポジはサード。

体ががっちりしていて丈夫そう。長打を打つ選手のポテンシャル秘めている。

度会選手(ENEOS)と高校時代2遊間を組んでいた。

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