山本泰寛絶好調!6番に置き続ける理由は?

山本泰寛 月別成績

打率打席打数安打打点出塁率長打率OPS
6月.3533834123.405.471.876
7月.3335348165.373.396.768

スタメン出場試合(7月)

日付対戦守備位置打順球場
7/1(火)DeNA遊撃手6番横浜
7/2(水)DeNA遊撃手6番横浜
7/3(木)DeNA遊撃手7番横浜
7/4(金)ヤクルト遊撃手7番バンテリンD
7/5(土)ヤクルト遊撃手7番バンテリンD
7/6(日)ヤクルト遊撃手6番バンテリンD
7/8(火)巨人二塁手6番山形
7/9(水)巨人遊撃手7番福島
7/12(土)広島遊撃手7番バンテリンD
7/13(日)広島遊撃手7番バンテリンD
7/15(火)阪神遊撃手7番甲子園
7/16(水)阪神遊撃手6番甲子園
7/19(土)DeNA遊撃手6番バンテリンD
7/20(日)DeNA遊撃手6番バンテリンD

7月は3日と、11日を除けばすべてスタメン出場。守備も安定していてこれだけ打てるとなると当然でしょう。気づけば村松選手から正遊撃手のポジションを奪っています。そしてじゃあなぜこれだけ好調な山本泰寛を上位打線に置かないのか?ここには井上監督の考え方が大きく反映されていると思われます。

6番を大事にしている

2月のキャンプの取材の際に井上監督は「6番細川は俺の中でヒット。福永、石川、細川と右が三人並ぶよりも左のボスラーを一枚かませたい」と発言しております。

つまり、打順の中で同じ利き手の選手をあまり並べた打線はバランスを悪く感じ嫌っています。これはあんまり関係ないです。その前の6番細川は俺の中でヒット。ここです。

2024年ドラゴンズの中で最も打った打者の細川を4番5番の後の6番にした。 6番は上位の優秀な打者の走者もたまっていて、ここを返すのが得点力アップにつながるのでは。という考えなのか、はたまた上位に山本選手を置くと、6番板山(佐藤龍成)7番石伊、8番田中幹也 となり下位打線での得点のイメージがわかないため打順でのバランスを偏らせたくないという考えなのか。個人的にはおそらく後者の考え方が強いのかなと思っております。

現代野球

しかし現代野球の考え方では優秀な打者に多く打席を回すべきでその方が得点期待値が上がると言われています。2番など上位に山本泰寛選手を置く方が近代の考え方としては適正なのかと思われます。

しかし井上監督の現役時代はそのような野球はやっていません。荒木井端の1,2番で福留森野が返すという野球をやってきました。なかなかこれを受け入れるのは難しいのかもしれません。攻撃的打者を2番に置く(上林2番は何回かやっているとは思いますが)という采配は今の30代の選手が監督になった時に定番になるのかなと思っております。

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