好調選手

打撃で好調アピールを数日見せているのは、川越誠司選手!5月18日㈰のファーム阪神戦で2打数2安打2打点の活躍。16日の試合でも3打数2安打4打点、15日は4打数2安打とここ3試合絶好調。14日まで.183と不調だった打率も.246まで急上昇。OPSは.706と得点力12球団最下位のチームにとって、暗闇の中で見えた、かすかな光。
昨年もシーズン終盤から調子を上げ打撃で1軍でアピールを見せた川越選手。1年間フルで1軍とは言わずとも結果を出してくれると、やはりとても貴重な戦力です。
好調の要因は?
川越選手コメント「しっかりとボールに入っていって、引っ張るのを意識してやっています」
川越選手と言えばやはり強いスイングによる引っ張り方向の打球が良く飛ぶ選手。自分の本来の良さを落合英二監督の一言から再び意識しているそうです。

確かに引っ張り方向の川越選手らしい辺りが飛び出してます。これは大いに期待できますね!
川越1軍昇格のデメリット
少しでも打てる打者なら今すぐに欲しいチーム事情。しかし川越選手は外野手。現在の一軍外野手と入れ替えをしなければなりません。
現在の一軍外野手陣
- 岡林、上林、ブライト健太、鵜飼、濱、大島
の6人です。 それぞれの役割は
岡林 (スタメン)
上林 (スタメン)
ブライト(準スタメン成長期待、右の代打1番手)
鵜飼 (準スタメン成長期待)
濱 (代走守備 ムードメーカー)
大島 (左代打1番手?)
と言った感じ。岡林上林は当然外せるはずもなく、鵜飼ブライトは素質の高く川越選手よりも若い選手(そして二人とも2軍での結果は十分) 濱選手はリード時の守備固めや代走の選手といったサブでの打撃面でない部分での役割。
大島選手は川越選手と役割が似ており左の代打、打撃が求めらるポジション。しかし、大島選手はここ数日代打で2本安打が出ており、下げるには少し惜しいでしょう。
調子も良いとなれば2000本安打の実績を残した選手が代打にいる方が、相手チームからすれば嫌なはずです。なので入れ替える選手が非常に難しいのが現状です。
鵜飼ブライトを下げる?
これはどちらが正しいとは言えない話ですが、鵜飼選手ブライト選手、どちらかを降格させるというのは首脳陣も考えているでしょう。しかし二人ともポテンシャルの高い選手。2軍での結果は十分なので少し我慢して、覚醒を期待する気持ちはとても強いと思います。
特にブライト選手はスタメン時にはあまり結果が出ていませんが代打でのここ一番の貢献度は高いためこのまま下ろしたくないと考えているはず。鵜飼選手も2軍でOPS.900越えの数字で満を持して昇格し、ここまで1軍ではOPS.455ですがまだ22打数の数字。見切るにはまだ早く、鵜飼選手のパワーあふれる打撃は辛抱して使いたくなるポテンシャルです。
濱選手との入れ替え?
濱選手との入れ替えは思い切ってありかもしれません。「いやいや守備、代走だし役割がー」となりますが、その前に濱選手の役割をしていたのが、後藤駿太選手。出場試合数9試合で入れ替えとなり、その入れ替わった濱選手も5月18日がプロ初出場となりました。
現在の外野レギュラーは岡林、上林の2選手のためこの二人は守備での貢献度が高い選手がレギュラーになっております。そして現在のドラゴンズ(5/19時点)は17勝中17試合がすべてが3点差以内のゲームになっております。 (松山が15Sでマルテが1S、もう一つはサヨナラ勝ち)つまり点差が開いてないかので、守備固めしている余裕のある試合は少ないという事です。
また、板山選手、カリステ選手がいるため外野要因がいないわけではありません。
以上のことから、思い切った策ではありますが濱選手を入れ替えるという事もあるかも?ただセンターをある程度のレベルで守れる選手が岡林選手のみになってしますのでリスキーなのは間違いありません(笑)
結論
これらを踏まえると
「鵜飼とブライトもうちょっと様子見て調子上がらなそうならその時まで好調なら川越使うわ」
こんな結論に至る気はします。どんな選手でも打ってくれれば僕たちファンは狂喜乱舞です。点を取る試合が見たいですね!
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