現役ドラフト終了!鈴木博志ってどんな選手?

ドラゴンズ考察

今年の現役ドラフトの結果が発表されました。ドラゴンズが鈴木博志が放出、獲得が決まったのがヤクルトの梅野投手。オリックスファンがの方が鈴木投手がどんなタイプなのか?気になってますよね?

鈴木投手は速球派の器用なタイプです。近年はツーシームボーラーとして打たせて取るピッチングをしていました。

経緯

社会人YAMAHAから高卒で入団し現在26歳。2017年ドラフト1位でドラゴンズが指名。アマチュア時代からMAX154キロの触れ込みで将来のスター候補として入団しました。1年目からスピンの効いた伸びのある綺麗なストレートを武器に4月1日から早くも初登板し、終わってみれば1年目から53試合登板12ホールド、4セーブをマーク。順調な滑り出しでした。

武器は?

速いのに打たれる…最速155キロの直球がナゼ“被打率”3割7分超 中日・鈴木博の自己分析と急がれる改善:中日スポーツ・東京中日スポーツ
◇数字で振り返る2019竜戦士(9) 3割7分1厘。鈴木博志が残したこの数字が語るのは、彼の現在地と克服すべき課題である。鈴木博の名を...

鈴木投手といえばスピンの効いたMAX157キロも出るストレートなのですが、なぜなのか被打率が高く、2019年のストレート被打率は.371。当時ファンとしてはなぜあんなに早い真っすぐがいとも簡単に捉えられてしまうのか不思議でした。

印象としては、入団当初圧倒していたストレートが研究され打ち込まれ始め、厳しいコースに投げざるを得ず、カウントを悪くして打たれるという悪循環だったと思います。

ここからコントロール重視にしていこうと、2020年オフにとサイドスローに転向。しかし思うような結果が出ず、やはり本来の良さをとオーバースローとサイドスローの間のスリークォーターに2021年オフに転向。2021年からは5割強だった投球割合のストレートは3割ほどに減少し2023年はストレートで圧倒する投球スタイルから打たせて取るカットとツーシームピッチャーへ変わっていきます。 パリーグTVで要チェック! ↓↓

しかし現在の鈴木博志は?

ツーシーム動く球が主体となってしまったことにより、綺麗なストレートが投げられなくなったことを告白しています。そこで秋季練習では再び強いストレートを取り戻し、そこを軸にしながらカットやツーシームを混ぜていく。

つまり、ルーキー時代の武器のストレートと最近まで取り組んでいた動く球で打ち取る系投手のハイブリッドを目指し取り組んでいます。ここにオリックスさんの投手育成能力が加わればうまくいくのではないかと期待できますね。

ドラゴンズファンとしての正直な感想

さみしいですが、ポテンシャルを活かしきれていない感はとてもあったのでいい移籍になったんじゃないかと思います。真っ直ぐの被打率が高かったのは、落ちるボールが無かったのも大きいのかなと。狙い球を絞りやすかったのかなーと見ていました。

真っすぐ自体はルーキー時代本当にスピンが効いていて見ていてワクワクするストレートを投げていたので潜在能力は本当に高いと思っています。そこに変化球でもう一つ武器が加われば…大化けする素質です。とにかくがんばれ博志!応援してるぞ!

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