木下拓哉今季初ホームラン裏側

ドラゴンズ考察
中日・木下拓哉、松葉へ女房役から”残業手当”の1号2ラン 「やっとですね」苦しかった4月…ここからは上がるのみ:中日スポーツ・東京中日スポーツ
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4月29日、見事なツーランホームランで今季初打点初ホームラン。最近5試合で木下拓哉選手.312(16‐5)1本2打点。本来の木下選手のバッティングに戻ってきました。

打撃不振の理由

記事によると

自分は外角を攻められることが多くてそこを打ちたいと思ってオフ、キャンプと練習してきたけど、逆に右方向への意識が強すぎて捉えたと思ったのがファウルになったり、これまで見逃していた球を振ったりしてしまっていた」

更なるパワーアップのために外角右打ちを追求した結果本来の良さだった内角の球を強く引っ張って長打にする良さが消えてしまっていたと。いや本当にバッティングって難しいんだなとつくづく思いますね。

昨シーズンの3本のホームランも全て内角の球なので他球団の対策としては外角多めで長打さえ打たれなければいい。単打ならそのあとは下位打線なので得点につながりにくい。といった対策をされていたのでしょう。

右打ちをするとなれば当然引っ張るよりもギリギリまで球を見て振り遅れます。そのタイミングに慣れすぎると引っ張れなくなる。これは引っ張りが魅力の選手のあるあるなんでしょうね。

どちらも打てるようなバッターは球がきた瞬間内角が来れば早いタイミングで、外角が来れば遅いタイミングでといったことが出来てしまうのでしょうね。そこにいろんな球種が混ざって緩急も入ってくるんですから…もう意味が分からないくらいすごいですね。

下位打線

木下選手の調子上がってくると下位打線が一気に厚みが増し打線のつながりが良くなります。守備重視のチーム編成上どうしても得点源はクリーンアップに依存している現状ですが、上林、木下、村松と本来の調子で並べばここでも十分に点は取れそうな未来が見えてきますね。

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