涌井秀章現在の脅威の数字

ドラゴンズ考察

涌井選手の現在の成績が脅威です。

2024涌井秀章防御率0.772勝0敗23回1/3奪三振11whip1.24与四球6失点2
※4/25現在の数字

これぞベテラン

4試合に先発し失点わずか2は驚異の数字。しかしwhip1.24、奪三振率も4点台とランナーを出さず無双しているかと言われればそうではありません。しかしランナーを出しながらも要所で粘る。これが涌井秀章の投手としての最大のアピールポイントなのかもしれません。

※whipとは1イニングに出したランナーの平均数。1.00なら1イニング1出塁を許しているぐらいな目安ということになる。1.00近くだとエース級として優秀だとされている。参考までに2023年の援護をもらえず好投しながら苦しんだ柳投手は1.09。

通算whip

現役生活トータル平均のwhipも1.27少し高め。(涌井投手の実績からすると)これは単純によく打たれるというだけでなく、涌井投手の場合はスタミナもある選手で、得点圏にランナーを出すとギアが上がるタイプの投手。

パリーグでずっとプレイしていて代打で終盤変えられることが無いことと、ピンチでの粘り強さから終盤のピンチも任されることが多かった、まさにエースとしてやってきた勲章の数字とも言えますね。

ストレート平均球速

2024年は38歳になるシーズンですが平均球速はなんと143キロ。ロッテで15勝した2015年は141キロでしたので全盛期と変わらないどころか増している勢い。(昨シーズン2023年は146キロでした。)

ピンチになっても抑えても表情を変えないこといつもクールな涌井さん。そうは言っても肉体的な衰えはさすがに感じているはず。その中で心も身体も変わらず居続けられるのは、現状に満足せず努力しているからこそなのかもしれませんね。いやー本当にかっこいい。

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