草加勝 肘の故障について どれくらいのケガなの?

ドラゴンズ考察

2/1にトミージョン手術をしました! 最新記事はこちら↓↓

中日ドラフト1位・草加勝「右肘内側側副靱帯損傷」の診断…期待の右腕、15日に“違和感”で新人合同自主トレを切り上げる:中日スポーツ・東京中日スポーツ
中日は16日、ドラフト1位・草加勝投手(22)=亜大=が名古屋市内の病院で「右肘内側側副靱帯(じんたい)損傷」と診断されたと発表した。...

ドラフト一位亜細亜大、ルーキー草加勝投手がひじの故障を発表し、治療は保存療法を選択したというニュースが報じられました。トミージョン手術は現段階では受ける予定はありません。

右肘内側側副靱帯損傷

ケガの診断は右肘内側側副靱帯損傷(みぎひじうちがわそくふくじんたいそんしょう)

漢字が羅列しすぎていてわかりづらいですが、まあ大谷翔平選手と一緒の肘のケガということですね。ただ、一概に肘のケガと言っても、損傷レベルには個人差があります。手術をした大谷選手ほどの重い肘のケガではないようです。

現段階では保存療法を選択したので手術は受けない予定だそう。こうなるとファンの人は、「えっ手術して直した方がいいんじゃないの?」「保存療法を選択したヤクルトの奥川投手はなんだか上手くいってないような…」と不安になりますよね。

現段階

あくまで草加投手の保存療法は現段階の話です。肘の靱帯断裂など手術をしないとどうにもならないレベルの時にトミージョン手術は行うわけで、誰も彼も肘=トミージョン手術が正解ではないんです。草加投手は今もボールは投げることはできます。症状としては比較的軽い、手術までする必要がまだないという判断でしょう。

立浪監督のコメント

草加投手のケガについての立浪監督のコメント。

立浪監督「きのうの段階では痛みではなく引っかかる感じと言っていた。キャンプへ行く行かないを含めて、最善の策をとっていきたい」

これを見ても、練習中にガクッといきなり倒れて「おい、草加大丈夫か!!」みたいなことではなく、練習後に「ちょっと違和感感じるな~」となってから病院にいって診断されたということだと思うので、軽いけがではありませんが絶望するほど症状が重いわけでない段階で気づけたのは不幸中の幸いなのではないでしょうか。

「PRP(多血小板血漿(けっしょう))注射」

「PRP(多血小板血漿(けっしょう))注射」

保存療法の一つの名称で、自分の血液から取り出した血小板を損傷した肘に注射して自然治癒力を高めて治す治療法だそうです。復帰までの時間が短い半面、効果の出方に個人差が大きい側面もある。有名な選手では楽天の田中将大投手がこの治療を受けてからも十分な活躍をされています。

奥川投手とは少し違う

保存療法ですぐに名前が挙がるのがヤクルトの奥川恭伸投手だと思います。でも実は今回の草加投手はPRP保存療法で奥川投手は自然療法?(ここは具体的な治療法とかは調べても出てきませんでした)なのでトミージョン手術を受けない保存療法だとしても色々なやり方があるそうで、同じかと思いきや草加投手と奥川投手は別の治療法だそうです。

そして何より大きいのが、奥川投手は「首脳陣、トレーナーなど周りにはトミージョン手術をすすめられた」というところ。つまり肘の故障のレベルがおそらく重度でありながらの保存療法取っている見られます。

一方で草加投手は幸い重度ではなく投げれるくらいの状態のため前提条件が奥川投手とは違うと言えるでしょう。とは言え奥川投手も本人や球団から公式でそういった発言をしているわけではないため断定しきれない面もあります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました