強豪履正社高校からドラフト4位で入団した福田投手。即戦力が欲しい状況とはいえやはりロマンで高卒投手にかなう響きなどありませんよね。
そんな未来のドラゴンズスター候補の福田投手について調べてみました。結論から言うと福田投手は素材型の速球派左腕です。
プロフィール
大阪府出身181㎝・84㎏左投左打
履正社高校では1年春からベンチ入り、3年春には甲子園に出場。高校野球好きなら知っているであろう3年夏の大阪大会決勝大阪桐蔭の前田悠伍(ソフトバンク1位指名)と投げ合い3-0で完封勝利して投げ勝ったのはこの福田投手です。あの試合から評価がかなり上がったんじゃないかなと思います。その後甲子園は3回戦敗退。
高校時代
強豪履正社高校なだけあって、高校時代は増田壮投手とダブルエースとして活躍。増田壮投手は大学進学するそうで、4年後プロの場で再開を誓い合った福田投手のライバルであり親友だそうです。
リアルな話をすると二人とも素晴らしい素材の投手だとは思いますが現時点では上位指名を受けるほどではなかったため、増田投手は「大学行って力尽けて1位指名もらえるようがんばるわ」といった感じでしょうかね。似た境遇の選手が違うルートでプロの道を歩んでどこで重なり合うのか注目ですね。
球速
【球速】高2の秋143kmから高3春には147km→最後高3の秋にはなんと151km。左腕でこれだけの球速が高校生で出るのはとても期待できますね。ドラゴンズの左腕で言えば橋本投手、小笠原投手の次くらいのスピードボールになると思います。
あだ名
ファンの方に読んで欲しいニックネームは「のすけ」だそうです。名前の幸之助の下の部分の「のすけ」だけを取ったあだ名みたいです。高校でもそう呼ばれているんですかね?呼びやすくて愛されそうでいいニックネーム。ファンクラブユニフォームの背中の名前は恐らくこれで決まりですね。
憧れる投手
菊池雄星投手に憧れていてフォームも参考にしているそうです。やはり左でスピードボールを投げる似たタイプの投手ですからね。将来は菊池雄星投手のようなピッチャーになってもらいたいです。
確かに右手の上げ方やゆったりとしたフォームは菊池雄星投手を彷彿させます…!これは楽しみ。
1年目から登板はあるのか?
150キロを超える左腕で未来への期待はとても大きいですが、逆に言えば150キロを超える左腕でありながら現時点ではドラフト4位だったというのが現実。まずは体づくりをメインに基礎的なトレーニングになると思います。
コントロール、決め球であるスライダーの精度、そしてもう一球プロで通用する変化球とこれからの伸びしろ部分はまだたくさんあるのかなと思います。ここを中日投手コーチ陣と、どんどん伸ばしてほしいなと思いますね。
でも個人的にはやはり高卒投手がどんどん成長して立派なボールを投げるようになる過程はたまらなく好きなのでずっと追っていきたい選手ですね、こんなに楽しみな投手を4位で取れたのはいいドラフトだったんじゃないかなと思います。小笠原投手、高橋宏斗投手がメジャーへの意欲を宣言しているのでその二人がチームを去った後の先発としてチームを支えてほしいですね。
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