ドラゴンズ支配下登録のある選手?2024

ドラゴンズ考察

現在最もドラゴンズで熱い話。それが育成支配下登録争いです。

結論から言うと支配下登録候補は松木平 優太投手、岩嵜 翔投手、尾田 剛樹(外野手)、C.ロドリゲス(遊撃手)、板山 祐太郎(外野手)。この5人が最有力候補です。理由はシンプルに一軍に必要な戦力としての力を持っているからです。

松木平優太投手(21歳)

まず松木平投手が支配下の可能性の理由ですが、先発の枚数が足りないチーム状況の中、育成選手で一番先発として結果を残しているからです。

「いやいやドラゴンズの投手陣の層は厚いでしょ!」と思われた方もいらっしゃると思いますが、二軍は実は投手が少ないんです。厳密に言えば先発としてすぐに投げれそうな投手が少ない。詳しくはこちらの記事をご参照ください。↓↓

そんな最中、松木平投手は2023年は2軍でローテーションに入りまずまずの成績を残しています。契約更改の際にも「一番支配下登録に近い選手」と太鼓判を押されています。

松木平 優太登板数防御率勝敗投球回数
(2023ファーム)164.565勝4敗81回

投球回数81イニングはドラゴンズファームの中で垣越投手に次ぐ2位の成績です。

岩嵜投手(34歳)

続いて岩嵜投手。野球ファンならいわずもがな、全盛期のソフトバンクホークスを支えた屈指のリリーフ右腕。

キャリアハイの2017年には72試合登板、防御率1.99、40ホールドと抜群の成績を残した常勝軍団のホークスを支えていました。

又吉選手のFAの人的保障としてドラゴンズに加入しましたが入ってすぐにトミージョン手術となり、近年はリハビリとの闘い。しかし2023年から投球を再開すると、すでに150キロをマークできるような仕上がりに!

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2軍では5試合連続無失点と順調な仕上がりを見せています。実績からすると真っ先に支配下登録されそうですが、問題点はトミージョン手術明けであることと、1軍の中継ぎ投手は十分な戦力がいるという点です

おそらく、今2軍である程度連投など実践的なハードワークを少し試みて身体に支障が出ないかを見られているところでしょう。そして現在の一軍勝ちパターンの中継ぎを考えると、藤嶋、齋藤、松山、フェリス、勝野、清水、祖父江。ここに福、福谷、梅野らも加わるのでかなり強力な中継ぎ陣。

ともなれば、最優先で優勝を目指すのであれば真っ先に支配下登録をしないかなと思えます。

尾田剛樹選手(23歳)

2023年ドラフト育成3位の尾田剛樹選手は俊足の外野手。オープン戦ここまでで10試合に出場し(3/11現在)現在1軍に滞在し続けています。

代走の切り札高松選手が西武にトレードとなり、いなくなってしまったので相手バッテリーが脅威に思う俊足の選手はドラゴンズに明らかに足りてないパズルの1ピースです。まだまだ伸びしろのある選手ですが俊足の選手はチーム事情的には一番必要な存在かもしれません。

C(クリスチャン).ロドリゲス(21歳)

身体のバネとその強肩はメジャーリーガを彷彿させる抜群の身体能力。年齢も若く打撃などまだ課題はあるものの磨けば光るダイヤの原石の匂いがプンプンするロドリゲス選手にはかなり立浪さんも惚れ込んでいるようです。守備の映像を見ていても「ああ、これは日本人には無理だな…」と思ってしまう躍動感なので、将来性に監督が惚れ込むのは無理もないでしょう。

3月11日現在も一軍スタメンで出場を続けているため(もちろん固定ではなく)十分にチャンスはあります。

板山祐太郎

中日・板山祐太郎、打ちまくる | ドラ要素@のもとけ
■2024.03.03 春季教育リーグ「中日vs.くふうハヤテ」 【イニングスコア】 ハ|0 0 0 0 0 0 0 0 0 =0中|4 3 0 0 0 6 0 0 0 =13 7 (一右) 板山祐太郎 4打数3安打 5打点|右3③|ニゴロ|右 安|中3②| 1裏ツーアウト満塁で翔平、ファーストへの内野安打で幹也くん生...

最後は板山祐太郎選手。昨年阪神を戦力外になりドラゴンズに加入した板山選手、ユーティリティプレイヤーで投手、捕手以外はどこでも守れる器用さがウリなのですが3月3日の2軍戦では3安打5打点の大活躍。

正直入団する前までは、期待のルーキーが出ないポジションをこなし下位打線で縁の下の力持ちのような役割になるかと思っていましたが、想像以上に打撃がよさそうです。

いや板山選手のファンには失礼ですよねすみません。でも本当に楽しみですし、「複数ポジションで打撃が魅力」これは森野さんのような活躍を期待しちゃいますね。板山選手の支配下登録のポイントとしては中島裕之、中田翔、ダヤン・ビシエドの存在です。今年代打陣の層を厚くするためにもベテランのレジェンドを補強したわけですが、この3人はファーストしか守れません。

ファースト専の選手が3人もいるとなると控えに板山選手のようなどこでも守れる存在がいることで、このベテラン強力打撃陣を1軍に全員登録でき、延長戦の時に思い切った代打起用を試みたり、先述の幅がかなり広がります。

感想

とても楽しみで正直誰が入っても強化されそうだなと思いますね。一軍ですぐ必要だなと思うのは尾田選手と、板山選手。ただ将来性を感じているロドリゲス選手を立浪監督の3年目の勝負の年に育成込みで起用するのか否か・・・何を最優先するのか。そして開幕までに誰かが、けがをするのか。この辺で支配下登録選手は変わってきそうですね。

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