関東のファンの野球ファンはかなりヘイトがたまっているこの価格変動制の導入。価格変動制とは何か?結論から言えばシンプルに需要によってチケットの値段が変わるシステムということです。
ダイナミックプライシング
現在神宮球場では野球のチケットの価格が決まっておりません。この価格変動制のシステムをダイナミックプライシングと言っております。ではいったいどういう理由で価格が変動するのか?
「ダイナミックプライシング」とは、試合日程、席種、市況、天候、お客様の嗜好などに関するビッグデータ分析を基に試合ごとの需要予測を行い、需要に応じたチケット価格の変更を自動的に行なうことで、ファンの皆様のニーズに応じた”適正価格”で販売を行う仕組みです。
ヤクルト球団公式チケット販売サイトより
簡単に言えば、人気ありそうな試合は値段が上がってそうでないものは下がって、それを自動で毎日変動するシステムですよーってことです。実は2022年から導入されているのですが2024年の開幕から不満が一気に出てきています。
なぜ2024から問題になったのか?
↑↑こちらは2023年のチケットの値段一覧です。上の三つのカテゴリを見てもらいたいのですが、カテゴリⅠ、カテゴリⅡ、カテゴリⅢと割り振られています。
去年までは三つのカテゴリのみで一番高い時でも+600円程度と値段の差があまりありませんでした。ところが2024のシステムは
③プライスカテゴリーの追加、名称変更
ヤクルト公式より
2024シーズンより、プライスカテゴリーが4種に変更となります。
・カテゴリーⅠ→スーパーバリュー
・カテゴリーⅡ→バリュー
・カテゴリーⅢ→スタンダード
・【NEW】プレミア
そう2024年から名前の変更とともに4つ目のカテゴリ、プレミアというカテゴリが増えたのです。
そして中日ドラゴンズとの2024開幕戦は当然「プレミア」でした。ただややこしいのが、このプレミアのカテゴリでなくても高騰しているのが今年の神宮球場のチケットの難しいところなんです。現に下から2番目のバリューになっている4月の阪神戦は現在(2024/4/1時点)
なんと驚異の外野指定席9600円の超高額。
なのでカテゴリが下であろうと、天気や人気などその時の需要によって値段が数千円変わる株のようなシステムになっているんですね。基本的にディズニーランドの値上げなどに対しても、まあ需要があるので当然かと思っていましたが、いやさすがにこれはやりすぎなのでは?と思ってしまいました。
で、安く買うにはどうしたらいいの?
ここまでで、人気のある試合は高騰するということが分かったと思います。ただあくまで外野が9600円になっているのも直近の試合だからです。
一か月先のジャイアンツ戦では(プレミア)
4100円と半額以下。(野球ファンとしては外野は2千円台だと思っているのでこれでも高く感じますが)なので行きたいと思っている試合は発売直後に早めに買っておくというのがシンプルな方法だと思います。もちろんその時の順位などいろいろなものが考慮されるので断定は出来ませんが、早めに買っておく方が安心ですね。
中日、広島、横浜は大丈夫?
ここまでかなり価格不安をあおるように書いてしまいましたが、阪神巨人戦以外は見た感じ高騰はあまりしていません。他3球団は外野チケット高くても4千円くらいでした。でも直前で買うと上がってしまうとは思いますのでお早めに。
安くもなる?
ダイナミックプライシングは悪いことばかりでなく、あまり人気のない試合は通常よりも下がることもあるそうです。9月10月の順位が決定した試合なんかはこれでお得に観れるかもしれませんね。
基本の神宮チケット価格
価格変動はありますが基本の値段も当然設定されています!こちらを参考にチケット購入を検討してみてください~!
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