一時は重度ではないと判断したのかトミージョン手術はせず、保存療法を選択していたが同月29日チームドクターの検査の結果トミージョン手術を受けることになった。そして2月1日横浜の病院で手術を終えたそうです。
ドラフト一位草加勝投手がトミージョン手術を決断、そして無事に手術を終えました。1月15日の練習中に違和感が発覚し、病院で右肘内側側副靱帯損傷(要するに肘のケガ)の診断をされた草加投手。
予定変更
1月15日の練習中に違和感を訴え、病院へ行った草加投手。当初の診断では状態的にまだ手術をするほどでないという判断で保存療法を選択していましたが、(詳しくは下記の投稿参照)後日別の医者、トレーナーさんなどの判断によりトミージョン手術を受けた草加投手。
即戦力投手より2年後3年後の先発陣が欲しいドラゴンズにとっても賢明な判断だったのではないでしょうか。
復帰はいつ?
もちろん人にもよりますが,ざっくりトミージョン手術は1年半ほど。同じドラゴンズの梅津投手は2022年の3月に手術をし、2023年5月に復帰しています。そして復帰後初先発は2023年は8月31日。なので実践復帰は1年ちょっとで本格的な実践は一年半といった感じでしょうかね。
トミージョン手術って?
トミー・ジョン手術とは、肘関節の腱や靱帯の損傷、断裂といった症状に対して直す術式です。要するに肘のケガに対しての治療法ですね。断裂が最悪レベルで、損傷はまだ完全にダメになってはないというイメージです。
名前の由来は、1974年に初めてこの手術を受けた投手が「トミー・ジョン氏」という野球選手でそこから取っています。
トミージョン手術は受けるが正解なの?
損傷なら人によってはトミージョン手術を受けるのではなく保存療法を取ることもあります。保存療法は復帰は早くなりますが根本の完治ではないので爆弾を抱えたような状態になってしまいます。しかし、トミージョン手術を受けてから1年半のリハビリになるので、損傷レベルが低いのにトミージョン手術を受けるのも、またリスクです。
その間に戦力外なんてことは全然あり得る世界ですからね。どちらがいいではなく選手の状態、置かれた環境によって、判断を自分でするといった感じです。ちなみにドラゴンズはこういった大怪我の際面倒見がとてもいい球団です。石川翔投手も実績は少ないですがしばらくリハビリ組として雇用されています。(もちろんポテンシャルを買われてるからこそなんですが)
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