2023ドラゴンズ中田翔他、補強最新情報!!(11/25更新)

ドラゴンズ考察

最新の補強情報入ってきましたね。獲得が正式に決定したのは中島裕之(巨)、上林誠知(ソフトバンク)、山本泰寛(阪神)、板山祐太郎(阪神)、の自由契約4人の選手。そして決定ではないですが可能性が高そうな中田翔選手 

正式発表とは?

この5選手は何を隠そう本家本元中日スポーツが公式に発表したのです。ドラゴンズの親会社は中日新聞で、その記事から「獲得を発表した」と出れば100%と言って差し支えないでしょう。

【中日】巨人・中島宏之、ソフトバンク・上林誠知、阪神・山本泰寛&板山祐太郎の戦力外4選手を獲得 野手陣の底上げで逆襲へ:中日スポーツ・東京中日スポーツ
中日は24日、今季限りで戦力外を通告された巨人・中島宏之内野手(41)、ソフトバンク・上林誠知外野手(28)、阪神・山本泰寛内野手(3...

報道が嘘か誠なのかの判断はまずこの情報のリソースを知ることが大事です。

中田翔に関しての記事はこちら↓↓

中日・立浪監督、巨人退団の中田翔に「勝負強い打者。これは身につくものではない。魅力」好印象明かす:中日スポーツ・東京中日スポーツ
巨人が中田翔内野手(34)の退団を発表したことを受け、中日は引き続き獲得に向けた調査を進めることになる。2年連続最下位に沈み、4年連続...

それぞれどんな選手?

選手数も多いのでそれぞれざっくりどんなタイプの選手かまとめました。

上林誠知(ソフトバンク) ソフトバンクホークスの走攻守揃った外野手。キャリアハイの2017年には.270 22本62打点をマークしていて長打の打てるバッターが欲しいドラゴンズにはぴったりの選手。しかし近年は成績不振で2022年にはアキレス腱断裂のケガ。しかしまだ28歳と若い選手のため復活を期待。

・中島裕之(巨人) これは野球ファンなら説明不要でしょう。西部の黄金時代のショートでWBCも出場経験のある強打の名選手。近年は巨人で右の代打として存在感を示していました。実績のある選手がベンチにいるとなると右の代打が本当に本当にいなかったドラゴンズにとってかなり重宝する存在になりそうですね。

・山本泰寛(阪神)  内野ならどのポジションでも守れるユーティリティプレイヤー。2022年には.249(181-45) 2本 15打点 の成績を残しており打撃も決して悪くありません。近年のドラゴンズで言えば三ツ俣選手に近いタイプの選手です。

・板山祐太郎(阪神)  実はこの選手も山本選手と似た内野全部守れるユーティリティプレイヤー。近年ドラゴンズの二軍では人がおらずサード加藤捕手などの試合も多々あったため、ユーティリティプレイヤーの大事さを痛感し人数を増やしたのでしょう。板山選手のみ育成契約になりそうです。

・中田翔(巨人)  言わずもがな、大阪桐蔭高校出身、打点王などのタイトル獲得の経験もあり通算303本塁打の長打とここぞの場面で決めてくれる打撃が魅力の選手。決定はしていませんが中田選手の加入はかなりドラゴンズの強化になるでしょう。

獲得選手近年成績

選手2021成績2022成績2023成績
上林(ソ).191(68-13)2本11打点OPS.546.301(93-28)1本12打点OPS.745.185(92-17)0本9打点OPS.456
板山(阪).143(14-2)0本1打点OPS.607.245(273-67) 5本30打点OPS.714(二軍).228(193-44) 2本15打点OPS.604(二軍)
山本(阪).186(43-8)0本3打点OPS.550.249(181-45)2本15打点OPS.594.245(220-54)0本25打点OPS.655(二軍)
中島(巨).271(181-49)6本26打点OPS.740.242(99‐24)1本20打点OPS.649.278(18‐5)0本0打点 OPS.594
中田(巨).154(91-14)3本7打点OPS.570.269(338‐91)24本68打点OPS.833 .255(263‐67)15本37打点OPS.769

やはり中田翔さん別格ですね…去年まで300打席経ってOPS.800超えの選手が来るのはこれは立派な補強ですよね。(今年のドラゴンズは.OPS800越えの選手はいません)

中田翔

その中田翔さんが入団するのかどうか、一番気になるところですよね。中田翔選手の入団に関してはまだ現在は不明です。報道はたくさん出ているものの確約ではありません。ただ入団する可能性はかなり高いでしょう。

なぜならオプトアウトをしているから。はい、横文字よくわかんないですね、すみません。要するに球団に頼んで契約を破棄して自由契約にしてもらったということです。中田翔さんはFA権もあったので移籍は出来たのですがそれだと年俸が高く人的保障のいるBランクにカテゴリしてしまうため、自由契約の形をとったということです。

これすごいのが残り2年6億の契約が残っていたんですよ。それを蹴って出場機会を求め退団したんです。そんな美味しい話を蹴るということはスタメンでまだまだやれるという強い気持ちがあるのでしょう。

なぜ巨人で出れなくなったのか?

ジャイアンツでは坂本選手が今年の9月からサードに転向しました。現役レジェンドの遊撃手坂本選手のコンバートは野球ファンの中ではかなり大きい話題でしたね。こうなるとサードを守っていた岡本選手がファーストになり、ファーストを守っていた中田選手とポジションが被ってしまいます。

どちらをレギュラーで使いたいかとなれば、今年40本の本塁打を放った生え抜きの若き主砲岡本選手なのは言うまでもないでしょう。そして今年の秋に来年以降の起用法について阿部新監督が明言しています。↓

Yahoo!ニュース
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阿部監督はサード坂本、ファースト岡本でいきたいと考えているとのこと。今シーズン終盤岡本レフト、ファースト中田、サード坂本の重量打線を組んでいたこともありましたが岡本選手に外野をやらせる構想はあまりないみたいです。

つまり、この発言は「来シーズン中田選手をレギュラーで使いたいと思ってないよ」という痛烈な通告だったということです。そこでドラゴンズフロントが動いたということなんですよね。ここからは憶測ですが、おそらく中田選手が自由契約を申し入れたということは、獲りたいと思っているよというドラゴンズの意思は中田選手に予め伝わっていた可能性が高いなと思います。

どんな形で伝わったかはさすがにわかりませんが、さすがに2年6億を蹴るなら何かしらオファーが無いとできないと思うんですよね。中田選手は早くに結婚されていて、4人の子供と奥様がいるので無謀なことはしないのではないかと。

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