C.ロドリゲス選手の支配下が濃厚なことが3月20日に報道されました。身体能力抜群で堅実な守備と何より肩が魅力の遊撃手。記事によれば開幕スタメンの二遊間はロドリゲス選手、田中幹也選手の二人で行くことを発表したそうです。
立浪監督コメント
立浪監督「2人とも(田中幹也、ロドリゲス)守れる選手。ただ全試合に出られるかというとそうではないけど、スタメンで出られる選手をつくっていかないといけない」
全試合出すわけではないが基本路線はこの二人を使いたいということですね。
なぜこの二人なのか?
ロドリゲス選手は打率.138 OPS.276 田中幹也選手は打率.176 ops.399 と打撃面の貢献度は低いですが、立浪監督の理想の野球はセンターラインの堅実な守備。そこが大前提にある野球観を持っています。詳しくはこちらの記事をご参照ください↓↓
まあ簡単に言えば二遊間は守備重視で行きたいです!って感じです。
そこで秋季キャンプからオープン戦まで、ひときわ目立った堅実な守備を披露してくれた二人に白羽の矢が立ったと。
これは最善なのか?
立浪監督の理想はとてもよくわかってぶれなさといった面ではすごいなと本当に思います。しかし打撃好調の村松選手が(.338(24-8)OPS.804)が開幕出れないのはファンとしてはモヤモヤしますね。(村松選手は昨年の秋季キャンプからショートも守っているのでどちらでも出場可能です)
おそらく守備の面で何か決定的に欠ける何かを感じるのでしょう。素人から見るとその少しの守備力よりわかりやすい打撃成績の差の方がマイナスになってしまうのではと思ってしまいますが。
昨年の失策数
昨年のドラゴンズの失策数は79でワースト3位。いい数字ではありませんが特別ひどくもありません。ちなみに意外にもワースト1位は阪神で85。甲子園は土でイレギュラーが起きやすいのでいたしかない部分もありますが。おそらく立浪監督はここをリーグ最少レベルに減らして守り勝つ野球で勝っていきたいのでしょう。
立浪監督が今までドラゴンズでプレーをしてきてバンテリンドームを本拠地にして勝つにはロースコアの試合をこぼさず勝つことが鉄則だと学んで来たのではないかと思います。
あくまで開幕スタメン
そうは言ってもあくまで開幕のスタメンの話。田中幹也選手、ロドリゲス選手の二遊間で負けが続けば立浪監督も「やば守備重視しすぎたら勝てないわ!よし、村松頼みます!」となることも十分に考えられます。二遊間争いが完結したわけではありません。
それは田中幹也選手ロドリゲス選手の二人が一番よくわかっているとも思うので、この貴重な機会に二人の打撃面の急成長にも期待したいですね。
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