3選手戦力外通告
10月5日、岡野祐一郎投手(29)、伊藤康祐外野手(23)、松田亘哲投手(26)の3選手が戦力外通告を受けました。
第一次戦力外通告はこの3選手のみとなりそうです。
各選手今シーズンの成績
2023 岡野 祐一郎 15試合 0勝0敗 5.73 22回 WHIP1.09
2023 伊藤 康祐 34試合 .150(20-3)0本 0打点 OPS.300
2023 松田 亘哲 12試合 0勝0敗 6.97 10回1/3 WHIP2.13(2軍)
なぜ戦力外?
岡野祐一郎選手は来年30歳になる歳。将来性よりも結果を出すことが求められる中での中継ぎとして15試合で5.73。 2軍では先発を任されたりリリーフをしたり調整厳しい中一軍でロングリリーフを主に任されていましたがチャンスを活かしきれず。厳しいですがフロントからするとこの辺りの成績なら若手に任せたいと思ったということでしょう。
伊藤康祐選手は守備固め起用が主な加藤翔平選手へのリスペクト、憧れがあると発言していました。伊藤選手も俊足タイプの外野手なので近しい憧れに感じたのでしょう。しかし外野は打ってなんぼのポジション。守る走るは加藤、後藤に任せられる。若い外野手は打力に将来性がある選手を使いたい。酷かもしれませんが、守備固め等は他球団から獲得もしやすいので残すメリットを感じにくかったのかもしれません。また2021年ドラフトで同学年の外野手を3人も獲得していて飽和状態になってしまったのも大きい要因でしょう。
松田 亘哲選手は地元名古屋大学から初のプロ野球選手。なんと高校時代はバレー部で一度は野球をやめていた時期もあった面白い経歴の選手。愛知大学リーグでの活躍から伸びてくれたら地元枠として人気も出るとの期待での育成指名でしたがなかなか伸び悩み、大卒4年目と結果を求められるキャリアで支配下になれず戦力外。本人のコメントは「(アマ時代に)強いところでやってないので、勝負勘の弱さを感じた」とのこと。確かに甲子園優勝投手の清水達也選手などは勝負所での度胸を感じるので、修羅場をくぐる体験ってメンタル面で強くなるんでしょうね。いやまあでも松田選手も愛知大学リーグでの優勝経験もあるので高いレベルの話ではありますけどね…。ああ書いていて辛い。
この3人の今後は?
岡野選手、伊藤選手は現役続行希望、松田選手はまだ不明とのこと。
松田選手は学歴もあり頭脳明晰なのでフロントから何かお話が来ているかもわかりませんね。
いずれにしてもファンとしてはどの選手が切られようともつらい。でもそういうシビアな世界ですし、悲しみながらも新人選手が入ってくると希望を抱きワクワクしてるのも事実。悲しむくせにドラフトの日になるとそんなことは忘れて楽しんでいるのは本当にファンとは勝手なものだなと思います。
まだまだ若い3選手の今後の発展を心から祈っております。
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