梅津晃大再び手術へ・・・リハビリ期間は?

https://www.chunichi.co.jp/article/1099606  ドラゴンズの梅津晃大投手が右肩の手術をすることが7/15に決まりました。2024年トミージョン手術から復帰後14試合に登板し今年ローテーションを期待されただけにとても悲しいニュースです。

肩の関節唇損傷ってどんなケガ?

梅津投手の手術の内容は、右肩関節唇形成手術。肩ピッチャーがボールを投げるとき、肩の中にある「関節唇(かんせつしん)」というクッションみたいな部分に強い負担がかかります。
この部分がやぶれたり、はがれたりするケガが「関節唇損傷」です。

  • 肩がズレる感じがする
  • 投げると痛い
  • 力が入りにくい

などの症状が出ます。

悪化すると手術が必要になり、復帰まで半年〜1年ほどかかることもある、ピッチャーにとってはとても重いケガです。中スポの記事によると梅津投手は復帰まで1年以上かかる見込みだそうです…。

関節唇の手術を受けた有名選手たち

🟦 松坂大輔

  • 2010年ごろから右肩の状態が悪化
  • 渡米後の2011年に右肩関節唇の損傷が発覚
  • リハビリや復帰を繰り返すも、全盛期のような投球は難しくなった

→ 「手術の影響で復活が難しかった」と言われる代表的な例です。


🟦 岸孝之(楽天)

  • 2015年、西武時代に右肩の関節唇を痛めていたことを告白
  • 手術ではなく保存療法で復帰しましたが、関節唇損傷のリスクを抱えながらプレー
  • 以後も調整を工夫しながら、長年ローテーションを守っている

→ 「関節唇を痛めてもキャリアを続けられた」珍しいパターン。


🟦 東浜巨(ソフトバンク)

  • 2020年オフに**右肩のクリーニング手術(関節唇損傷含む)**を受けたと報道
  • 翌シーズンは復帰に時間がかかりましたが、ローテに戻った

→ 軽度の損傷なら復帰できるケースもあることがわかります。

梅津投手の手術は報道によれば一年は復帰にかかるという情報。岸投手、東浜投手よりも重度のケガで松坂投手寄りかもしれません。

昨年の梅津投手成績

指標数値
登板14試合(全て先発)
勝利 / 敗戦2勝 8敗
投球回77回1/3
防御率4.07
奪三振72
与四球31
WHIP1.38
被打率.268

今後の梅津投手

一年は復帰までかかるという事なので、2025年オフ育成契約はほぼ確定事項と言えるでしょう。単純計算今から一年で投球再開が2026/7/15であれば、8月に2軍登板、良さそうなら9月に1軍で1,2試合となるので2026年シーズンは戦力になるのが難しそうというのが現実です。なので育成契約をすることは濃厚と言えそうです。

時期内容補足
2025年7月手術右肩の関節唇修復手術
〜2026年6月頃リハビリ期間可動域回復→肩の筋力強化→キャッチボール
2026年7月投球再開(ブルペン)約1年後、軽めの投球から再開
2026年8月2軍戦での実戦登板状況を見て、数試合登板の可能性
2026年9月1軍昇格の可能性状態が良ければ、1〜2試合の先発や中継ぎ

来シーズンもほぼほぼ投げれないことが予想されます。

ファンとして

厳しい現実を書きましたが、とても悲しいです。ドラゴンズの先発で奪三振能力に関してはナンバーワンと言ってもいいくらいで球威とキレのあるスライダーは本当にワクワクする存在です。またしっかりケガを治療して元気な姿で一軍であのさわやかな笑顔を見れる日を待っています。いやあ本当に悲しい。

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