完投寸前のまでで失点3、11奪三振で見事な勝利投手でしたが本人は試合を振り返り猛省しているそうです。
最終回の2失策
6点リードの最終回。四球でノーアウトのランナーを出してしまい、その後2連続のピッチャーゴロを2塁悪送球。村上選手を抑えるもオスナ選手に2点タイムリーを浴びてしまい自身のエラーが響き降板するモヤっとする結果になってしまいました。
宏斗選手はエラーを振り返って「あのフィールディングは…ヘボすぎ。練習します」
そして自身の投球について聞かれても…
以下高橋宏斗選手コメント抜粋
「真っすぐ、スプリット、カーブでカウントを取れていたのはよかったですし、あとは今日だったら守備。もうヤバいっしょアレは」
「あれはちょっとひどい。プロ野球選手じゃなかったです」
自身のエラーに対してアンチも黙るほどの自分に対してのアンチコメント。でもあそこまで完ぺきな投球だったからこそ目立ってしまったんだと思いますが…。
野球少年高橋宏斗
試合を決定づける一打にもなった細川選手の3ランホームランの前の高橋宏斗選手のセーフティーバント。打球の勢いを殺しつつ、殺しすぎず。打球方向も切れず投手寄りにもならない絶妙な3塁線上。このセーフティーバントがこの試合の流れを一気にドラゴンズの勝利に引き寄せたと言っても過言ではないでしょう。
そしてこれはリプレイなどでは決して触れられないシーンなのですが細川選手のホームランの打席の際に2塁ランナー高橋宏斗がリードを大きくとったりしながら投手にちょっかいをかけます。いやちょっかいという表現は失礼ですね、立派なランナーの仕事です(笑)でもその言葉がしっくりくるようなランナー高橋宏斗選手でした。
7回表という投球に専念して見逃し三振でもいいような打席でセーフティーバントで激走しランナーとしてプレッシャーをかける高橋宏斗選手は本当に純粋に楽しんでいる野球少年のようで思わず心奪われました。(細川選手のホームランの際ランナー高橋宏斗は自分が打ったかのような喜びを表しているところもポイント)
完投は2023年6月
高橋宏斗投手の前回の完投は2023年6月14日ロッテ戦。約1年前になります。先発投手で155キロをポンポン投げる高橋投手はドラゴンズのエースだけにとどまらず、球界のエースになれる素質を十分に秘めています。次回登板の完投に期待大です!
コメント