福永を1軍に上げない理由

4/15 現在の福永選手は打撃好調です、2軍でとても打っています。しかし一軍で使われないのは守備が原因です。福永選手のポジションはメインはセカンドとサード。(サブでファースト、ショート)現在一軍でセカンドとサードを守っているのは※高橋周平選手、田中幹也選手。まずは打撃成績の比較をしていきましょう。

※高橋周平選手は4/16に足のケガをして現在登録抹消中です。

福永選手2軍成績

福永.344(61-21)2本13打点OPS.947盗塁8(10-8)失策5
※4/15現在

打撃はもはや言うことは無し。長打も出て率も残せて今すぐ一軍に上げてほしいと誰もが思っているでしょう。その上に昨年までは2個しか決めていなかった盗塁が4月時点でファームとは言え8盗塁。正直そんなに俊足のイメージはなかったのですがスタートを切るのが上手くなったのか要因を知りたいところですね。

田中幹也、高橋周平 成績

そしてがっつりライバルになる二人の一軍成績です

高橋周平.258(62-16)0本4打点OPS.548盗塁0失策1
田中幹也.220(50-11)0本4打点OPS.551盗塁0失策0
4/15現在

※高橋周平選手はケガをしたので現在サードはカリステ選手

1軍と2軍なので比較をして上下は決めづらいですが、少なくとも福永選手を試してほしいと思うのはファンの皆様の頭には思い浮かぶでしょう。

守備重視

【中日】立浪新監督『野球は投手が8割』の持論 目指すは「センターラインを固め、守り勝つ野球」:中日スポーツ・東京中日スポーツ
今季55勝71敗17分け。借金16で5位に沈んだドラゴンズ。来季どんな野球を目指すか問われた立浪監督は「野球は投手が試合の8割を占めて...

しかし立浪監督の理想は守り勝つ野球。その中でも守備力が大きく試合を左右するのがセンターライン(セカンド、ショート、キャッチャー、センター)なので福永選手をセカンド起用はしないのでしょう。

だったらサードを守らせればいいじゃないか!とツッコみが入りそうですが、今シーズンの高橋周平選手は守備で猛アピールをしており、終盤の抜ければ長打でチャンス拡大の三塁線をアウトにするなどの場面を多々見ております。守り勝つ野球を目指している立浪監督にはあの守備を見せられてはなかなか外しがたいとなったのでしょう。

逆に言えばそれがなければ今頃福永選手がサードを守っていた可能性は高いですね。

※4/25現在カリステ選手が打撃猛アピールでサードのレギュラーを獲得しています。

飛ばないボール

データ分析のDELTAさんも今年はかなり例年に比べ本塁打、長打が出づらくなっていることからデータをまとめボールが変わったのではないかと訴えています。

引っ張ったフライがホームランの確率が半分になった。これは明らかに異常が出ています。そして立浪さんもそのことに気が付いています。

結論

そもそも長打が出づらいホーム球場だし守り勝つ野球をすべきという立浪監督の考え+今年の飛ばないボール+今のスタメンで貯金を作れている=守り抜いて僅差で勝つチームに特化=福永選手をセカンドやサードで使えない

という計算なのでしょう。なので立浪監督がDeNAの監督なら牧選手はファーストでセカンドは京田選手、柴田選手、林選手、大和選手などで競わせるでしょう。(ただ立浪監督も横浜スタジアムなら戦い方を変えるかもわかりませんが…)

とは言え田中幹也選手、高橋周平選手の守備も大きいですが今のドラゴンズの好調の要因は間違いなく投手です。ここが離脱すれば順位が大きく変わるのは間違いないでしょう。打撃の調子はいつまでも続くものでもありません。そう考えるとスタメンは福永選手をセカンドもしくはサードで起用し、リードの終盤から田中幹也、高橋周平選手に変えるというのも決して悪くない戦略なのではと思いました。

福永選手の失策数

福永選手は現在2軍で早くも5つの失策を出してしまっています。現在ドラゴンズ1軍はチーム全体での失策数わずか4。単純計算チーム合計より福永選手の方が数では勝ってしまっています。

確実にアウトに出来るものをアウトにするが出来てくると一軍でのチャンスも回ってきそうですね。

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