中田翔獲得決定!!

ドラゴンズ考察
前巨人・中田翔が中日に入団の意思伝える、前日の2日に東京都内で立浪監督と直接交渉で決断:中日スポーツ・東京中日スポーツ
巨人を自由契約になった中田翔内野手(34)が3日、中日入りすることが決まった。前日に都内で中日と初交渉した中田はこの日、球団側に入団す...

巨人を自由契約になった中田翔内野手(34)が3日、中日入りすることが決まった。前日に都内で中日と初交渉した中田はこの日、球団側に入団する意思を正式に伝えた。

ついに噂のあった中田翔選手の獲得が正式に決定しました。ファンの皆様のご存知の通り2年連続得点力12位で、柳投手のノーヒットノーランも未遂に終わらせてしまったという、とんでもニュースも記憶に新しいかと思います。そんな中、実績のある中田選手を2年6億契約で獲得。球団も今のままではいけない、強いドラゴンズにしたいという意思が垣間見えてきたことが何よりうれしいです。

年俸

推定年俸3億円で2年契約と噂されています。ですがこれは出来高も込みで2億5千万+出来高(5千万)なんじゃないかなと思います。

中田翔近年の成績

中田 翔(巨)

2021 .154(91-14)  3本 7打点 OPS.570

2022 .269(338‐91)24本 68打点 OPS.833

2023 .255(263‐67)15本 37打点 OPS.769

ネットニュースではわからない本当の獲得の流れ

記事によると、

交渉解禁になった12月1日に、真っ先にオファーが来たのがドラゴンズだった。2日に東京都内のホテルで立浪和義監督(54)らと交渉に臨んでいた。

と記載されています。そして獲得決定のこの記事が出たのは12月3日。つまり

交渉解禁の12月1日にオファー(電話?メール?)→次の日2日には直接ホテルで交渉→そしてその日の深夜2時に獲得の記事が出た。ホテルでの直接交渉はまあ常識的に考えて11時~19時のあたりの時間ですよね。そこからその日の深夜2時に獲得決定の報道が出ました。つまり記事だけ見ると前日にオファーが来たものを次の日の直接交渉でその場でOKしたという、一流ビジネスマンもびっくりの意思決定。(笑)

皆様もお察しの通り、出来レースです。

交渉は12月からしか出来ない

他球団の選手に対して「うちの球団にこないか?」と勧誘するのは禁止されています。そして中田翔選手は自由契約を11月半ばに申し入れたわけですが、ジャイアンツとの契約が切れるのは11月30日まで11月30日より前に正式に交渉してしまうと「おい、うちの選手に何出してくれとんねん!」となり規約違反になってしまうので、上記のような記事が作られるのです。

本音と建前

とは言え…です。中田翔さんの立場になって考えてみてください。元々来年以降もジャイアンツとの契約が2年6億残っていたわけです。「いい契約とは言えまだスタメンで出たい。でもなー阿部監督岡本ファーストを公言しているから厳しいよなー…どっか取ってくれないかなー?」

という気持ちだったでしょう。とは言え中田選手は結婚をしていて4人のお子様がいます。家庭があると自分の人生のやりたいことの実現と現実の生活とのを考えなければいけないのは家族がいる方ならよくわかりますよね。そんな時に「どこが取ってくれるかわからないけど、レギュラーなれるかもしれないからイチかバチかジャイアンツ辞めてみるわ!奥さんもし獲得球団無かったらごめんよ!」

とは絶対ならないですよね(笑)つまりオプトアウトという決断をした時点でドラゴンズが取るよという意思は伝わっていた可能性が高いです。どんな形かはわかりません。でも契約上直接正式交渉は出来ないのでグレーな伝え方をしたのでしょう。

今中さんの証言

11月22日放送のCBCラジオ、ドラ魂キングにて今中慎二さん(元ドラゴンズエースOB)が中田選手獲得かも?という報道が出た後にこんな発言をしています。

今中「欲しがってましたけどね。9月ぐらいに中田翔どう?って言ってましたから」

今中慎二が証言!立浪監督が中田翔選手を欲しがり始めた時期は?(CBCテレビ) - Yahoo!ニュース
今中「ピッチャーがみんな良かったんでしょうね。これはWBCの影響ですよね。やっぱりピッチャーがしっかりしとけば、短期決戦は勝ち上がるチャンスは大いにあるんです」 最後の韓国戦も、ビハインドでしたが

なんと9月に立浪さんは既に中田選手を狙っている宣言をしていたそう。9月といえば、坂本選手がサード初スタメンをした月でもあります。坂本選手9月7日からサードを守りました。

つまりそれを見た立浪さんが「あれ?坂本サード、岡本ファースト?ってことは中田出づらくね?今年FAだったよな?狙えるかも。」と思ったのでしょう。この時に水面下で立浪さんが球団に相談をし、なんとなくグレーな表現で中田選手に練習などの際に伝えたのかもしれません。(これは完全に憶測です)

つまり9月に立浪さん?が「俺お前のこと今気になってる。付き合いたいかも」とあいまいな告白をし中田選手が「でも俺ジャイアンツとこの後2年付き合う約束しちゃってるし…」

立浪「そんなの同じくらいの条件出してやるよ、うちのほうがスタメンでも出やすいぞ」

中田「・・・こっちありかも///」

という展開から「おれスタメンで出たい!ジャイアンツ辞めますわ!」という流れなのではないでしょうか。

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あくまで憶測

もちろん本当のところは記事に出ているものくらいしかないのでわかりませんので憶測です。そんな茶番を記事に載せていいの?と思うかもしれませんが、契約を切れてから交渉なんて馬鹿まじめに考えていたら、絶対今回の移籍はありえません。そもそも2年6億残っていたわけですから普通に契約してドラゴンズが付け入るスキなどないでしょう。

ファンの感想:球団も変わろうとしている

近年では久しぶりのスター選手の補強。大野選手も契約更改の際のコメントで「チームの現状を変えないと絶対優勝できない、みんなで本気で変わろう」といったコメントをしていましたし、柳選手も「truth of Dragons」の中でも選手会長としてかなり本気でチームを変えたいという気持ちが見えました。

主力選手のその姿勢に契約最終年の立浪さんも熱い気持ちを持ち、フロントもしっかり補強に投資をして、今ドラゴンズは心からみんなが同じ方向を向いて舵を切ったように見える。来年のドラゴンズは本当に変わってくれるかも。そうファンを期待させる補強だったなと思います。

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